おしりが痛い日記

それは坐骨ですか?いいえ違います。

平成と令和の間に思った自分とロードバイクについて

速くなる気がしねぇ。

世の中はゴールデンウィーなんとかの真っ只中だ。

一昨日にボクは約半年ぶりのロードに乗った。

ケイデンス90キープで向かい風のとき時速約25km、風が吹いていないと時速約30km。昨年より遅くなっている気がする。

身長170ジャスト、体重70近い、体脂肪率10パーセントのガチムチな自分は気を抜くと膝が外に向いてしまう。

都度修正しつつ乗っているがそんな感じでサイクリングロードを走っているとジーッと音のするハブを転がすハイエンドロードジジイ達にさらーっと抜かれまくる。

 

何故か。

筋力で負けているとはとてもじゃないが思えない。

ヒルクライムならまだしもド平坦でペダリングの入力の正確さ?や、フレームのしなりを使ったナントカ?というような要因がサラーっと抜かれるほどの結果に大きく影響するのだろうか?

無論、ロードバイクは筋力だけの世界じゃないし、挙げたような要因もあるだろう。

機材の差もあるかもしれないが、恐らくロードを入れ替えてもほぼ同じ結果のような気もする。

何かが決定的に違う、しかし決定的であるはずのそれが微塵も見えてこない。

 

目指す点が違えば一方からは「向いていない」ということもある

筋トレを始めたころを思い出すと、これからムキムキになる(現在を結果とするならムキムキにはまだまだだが)んだろうなーって分かりやすくボクは感じた。

ロードバイクの場合、ボクは全くそれが感じられない。

これが「向いてない」というやつだろうか。仮に向いてないと人に言われても納得せざるを得ない。後日ブログにするが去年ボクにとってシーズンのラストに派手に落車し死を直感した。

しかしそれでもまた走り始めた。楽しい。

腹圧によって背骨を安定させ、背筋で上体を直線にし、大胸筋でハンドルを握る三頭筋への負荷を軽減する。

自分の体との対話が好きだ。

 

速くなりたくない訳ではないが、速くなりたいと思っていない。

そもそもボクは自分との戦いが好きだ。

それで結果が出るのがレースやイベントだと思うがぶっちゃけまだまだ迷惑おかけすることになるタイプの初心者なので遠慮しておこうかなぁという感じ。

レーニングとしてのロードバイクが好きなのであって、常にケイデンスをキープし続けて結果重いギアをキープしたケイデンスで踏めるようになって当たり前だが速くなるんだろう。

 

「自転車は自由か」

よく「自転車は自由だ」という言葉をtwitterで目にするが、だいたいの場合がゆるポタだのガチ勢だのグルメライドだの機材マウントだの山は性癖だので各自がそれぞれの仮想の反論と色々言いあった結果このセンテンスが出てくる。

自分にとって自転車はトレーニングだ、ある意味フィットネスの感覚。

速く走ろうとすることが体に負荷をかけて、よりスポーティな身体になっていく。それがボクには心地よい。ロードバイクに乗るようになって体幹を鍛えるようにもなった。

これも楽しい。

 

ロードバイクについてボクには師匠とする女性がいるが、その子は結構イベントやらレースに出ている。スゲェなぁとただただ思う。ボクもいつ誘ってもらって参加しても大丈夫なくらい乗車スキルを上げていきたいと思う。

が、とか言ってると、好きなバンドがライブに行く前に解散してしまうというあるあるのように師匠が生活の変化でロードに乗らなくなってしまう日がいつかは必ず来るのでなんでもいいから早めにしておこう。

 

向いてないかもしれなくてもゆるポタだろうとヒルクラでもフィットネス感覚でもいいのだろう。

 

自転車は自由だろう?